気になるニュース700回「世界遺産申請へ」

【問】

2026年の世界文化遺産登録を目指し推薦すると政府が決定した「飛鳥・藤原の宮都(きゅうと)」は、何県にありますか。

【答】

奈良県

2020年から世界遺産への登録に向けて再三にわたり政府へはたらきかけていましたが、このほど2026年登録に向けて推薦すると決定されました。
ところでこの「飛鳥・藤原の宮都」とはどういうものでしょうか?
飛鳥時代の中心であった奈良県の明日香村や橿原市などに広がる19か所からなる「飛鳥・藤原の宮都」。
有名な遺跡としては、石舞台古墳やキトラ古墳、高松塚古墳などがふくまれます。

そして飛鳥時代に何度か都が変わったのですが、その跡地が「飛鳥・藤原の宮都」に入っています。
これらは、飛鳥時代から奈良時代に変わりゆく中で、律令政治の土台が築かれたところです。
また、この時代の飛鳥では、日本で初めて寺院が建立(こんりゅう)され、仏教が広まりはじめました。

しかしながら、これらの時代のことは、小学校では詳しく習いません。
これを機会に少し調べてみるのも良いかもしれませんね。

(五日市教室N)