少しずつ近づいてきた春に向けて部屋の掃除をしていると、大学院時代に行ってきた旅行の写真が出てきました。
当時、私は山梨の大学院にいたのですが、山形の温泉まで鈍行電車と、夜行バスを使った貧乏旅行でございました。
新宿を夜中に出発し、朝日が出る前に山形駅に到着、始発の電車までインターネットカフェで仮眠、ようやく電車とバスに乗って温泉に到着です。
銀山温泉というところだったのですが、温泉は入り放題ながら、素泊まりで食事は外に食べに行く、というまたなんとも学生らしい格安プランです。
行ったのは、ちょうど3年前のこの時期でしたが、温泉街は地熱があるからか、結構暖かいんです。
真冬の東北だというのに、足元は素足に下駄。
服装も浴衣の上にコートでしたが、くしゃみひとつ出ませんでした。
当時はまだ塾の講師ではなかったので深く考えませんでしたが、このエネルギーがあれば地熱発電は思っている以上に電力を生み出せるんじゃないかなあ、などと自然の大きさを感じてしまいます。
また、名前の示す通り、以前は銀がとれた土地で、裏手の山には銀坑道が残っています。
中国地方といえば石見銀山遺跡ですが、こちらもなかなか見応えがありました。
このような、見て感じて楽しめる勉強にもなりますし、本当に都会から切り離された自然豊かな土地なので、ゆったりリラックスもできると思います。
最新のアミューズメントパークも良いですが、時にはこういった自然の中で過ごしてみてはいかがでしょうか。
私も今年のGWかお盆あたりで行けるといいなあ……。
(五日市教室T)