正しくはカワノナツダイダイというらしい。
甘夏のことです。
萩で有名なナツミカン(ナツダイダイ)の枝変わり種で、ナツミカンより減酸が早い。
昭和40年にグレープフルーツの輸入が自由化されて以来、生産は縮小の方向にあるといいます。
こいつの苗を一昨年シークヮーサーの横に植えてみた。
昨年は予想どおり花がつかず。
今年(越年してますから2012年のことです)は花が7、8つくらいつきましたが、1個だけ実がなった。
わりと大きい。
少し早いのですが、1個だけなのでアンテナとして収穫してみました。
皮を使いたい行事もあるもので。
今年の剪定では、温州ミカンもちょっと刈り込んでみようと思っています。
シークヮーサーは結構数をならせたので、今年は裏かな。
最終目標として、一年中何かの実がなっている庭、というイメージでいます。
ふと宮沢賢治の庭の設計図を思い出した。
教科書か何かで見たのだったか。
それに比べて何とわが庭のいきあたりばったりなことよ(笑)。一応多少考えてはいるのですが。
何かの間違いで(笑)大きな土地が手に入ったら、季節や樹種、枝の出方なども考えて全般的な配置を考えてみたいです。
植物を相手にするようになって、一年をひとつの単位として考えられるようになった気がします。
野菜であれば、栽培の計画や下準備、世話から収穫、撤収に至るまで、生きものの生から死までに関わるわけです。
果樹であれば、一年ごとの手入れや収穫数、今後枝を伸ばす方向などを考える。
少しものを見るときに長い目が持てるようになったかな。
これ、他のことにも通じるような気がしています。
(五日市教室A)
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