気になるニュース668回「閉山から50年」

【問】

2015年に明治日本の産業革命遺産の一つとして登録されている「端島(はしま)」は通称、何と呼ばれていますか。

【答】

軍艦島

軍艦島(端島)は、長崎港から約19キロ離れたところにある海底炭鉱の島です。
以前は、日本の近代化を支える重要な役割を果たしていましたが、エネルギー革命が起きて石炭から石油へと需要が移っていったため、1974年に閉山しました。
その後、島は無人島となり、建物は廃墟と化していきました。

それから長い間、軍艦島は建物の老朽化などによる危険から島へ立ち入ることが禁止されていました。
しかし、2009年4月末から整備された一部エリアに一般観光客が見学へ行くことができるようになりました。
現在は観光スポットとしても注目されています。

ちなみに、端島が「軍艦島」と呼ばれているのは、建造中だった戦艦「土佐」に似ていたからだという説や、外観が軍艦に似ているからだという説があります。

(横川駅前教室S)