「始めるよ。」の声を合図に席につく生徒達。
問題が配られると自然に話し声がやみ、背筋がピンと伸びて瞑目へ。
「始め。」の掛け声とともに一心不乱に問題に取り組む。
「カリカリッ」という鉛筆の音だけが教室に響く。
冬期講習を受講しているアイルの6年生の姿です。
これまで積み重ねてきた学習で自然と身についたこの姿勢。

この時期の6年生を見て、「成長したなぁ。」と心から実感する瞬間です。
6年生のみんな、ここまで本当によく頑張ってきました。
いよいよ総仕上げの時期に入ってきて、緊張感も増してきていることでしょう。
でもね、大切なことは日々目標を立てて、それが実行できたかを確認しながら過ごすこと。
特にバランスが必要です。
夜、寝る前に4教科バランスよく学習できたか振り返ってみてください。
ここでいうバランスというのは、4教科均等な時間っていう意味じゃないのはわかっているよね。
それぞれ時間をかけて補強をしなければならない教科があるはずだから、その教科に多少時間をかけても構わない。
でもやらない教科があるっていうのはNGだよ。毎日4教科やることが大切なんだ。
それとこれまで以上に「見直し」を大切にしてほしい。
知識や解き方として新しいものが必要になる時期ではないので、演習の中で間違った問題の見直しをしっかりやること。
特に見直しの過程で「ここが原因だった」と自分で特定できるものは次に得点できる可能性が高い問題です。
「時間がない」と焦るのではなく、しっかり足を地につけて確実に得点力をアップさせていきましょう。
入試まで1ヶ月という時期になりましたが、ここからの1ヶ月は本当に実力を伸ばしていける貴重な時間です。
日々やらなければいけないことをしっかり確認しながら、着実に前に進んでいきましょう。
そしてアイルに通うすべての生徒のみんな。
今年1年、よく頑張ったね。1年前とは違う、成長した自分になっていることに気がついてる？
2013年という新しい1年にむけての目標設定をしっかりしようね。
そのためにも、5年生以下の子ども達は、6年生のいまの姿、姿勢をしっかりと目に焼き付けておこう。
きっとそれは大きな目標になるはずです。
なぜならば、彼らは来年以降の君達の姿でもあるのだから。
また、この一年、通塾や学習のサポートに徹していただいた保護者の皆様、ここで深くお礼申し上げます。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
（アイル代表）
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