読書の秋です。
これまでも読書は比較的好きな方で、ヒマな時間を見つけては読んでいたのですが、最近はどうも、「活字中毒」気味になってしまい、ちょっとした電車の待ち時間ですら本を開いています。まさに「読書の秋」を地で行っているようです。
さて、どのような本を読むのかというと、ジャンルはめちゃくちゃです(笑)
ここ1ヶ月で読んだ本を上げるとキリがなくなるので、とりあえず読んだ作家を羅列してみますと、司馬遼太郎、畠中恵、井上靖、池井戸潤、内田樹、星新一、村上春樹など総計30冊ほど。
いや~自分で振り返ってもめちゃくちゃ。ジャンルが揃っておりません。(基本的に好きなジャンルは歴史小説なんですけど…)
今日はこの中から、井上靖を手にとって読んだことについてちょっと書いてみたいと思います。
まず、何を読んだかといいますと、「しろばんば」「夏草冬濤」「北の海」、いわゆるいしろばんば三部作です。
前読んだのはいつだったか…思い出せない(…というかしろばんばと夏草冬濤は読んだ記憶があるのですが北の海は…)、内容もかなり忘れていたので、今回は新鮮な感じで読むことができました。
しかしそれ以上に、おとなになって読むとちょっとちがった感想を持てたことが良い経験となりました。
よくよく考えれば、思考回路などは歳を重ねると変わってくることですし、その時の生活環境なども感想や読み取り方に対して大きく影響をあたえるはずですから、当たり前のことかもしれません。
さらに、今回は主人公が成長していく過程を描いた物語だったということも影響したでしょう。
読書というと、どうしても自分の好みに偏りがちですが、今回の経験は、昔に読んだものやこれまで手に取らなかった本を手に取るきっかけとなってくれました。
みなさんも、いろいろと手にとって読んでみて、難しかったり、面白くなかったとしても、何年かしたあとに読んでみると、意外と面白かったりするかもしれませんよ。
(西条教室N)
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