それでもIwill be…(190)

夏期講習の3週目に突入し、早折り返し点を過ぎました。
連日、暑い日が続いているけどみんなよく頑張っているね。
さて、海の向こうでも連日熱い戦いが繰り広げられている。
そう、ロンドンオリンピックだ。
ウサイン・ボルトが100mで2連覇を達成した。
しかもオリンピック記録を叩きだして。


「伝説をつくる。」
そう言って臨んだオリンピックで、それを事もなげに達成してしまう。
「有言実行」
最高に格好良いね。
でも、そんな彼が体に障害を抱えているという記事を読んだ時にはとてもびっくりした。
それまで僕はボルトの肉体が短距離を走るためには「理想的なもの」で、それは彼にだけ特別に与えられたものだと思っていたからだ。
ボルトは生まれつき脊柱側湾症という障害を抱えており、若いころは上体を支えきれずに酷いフォームで走っていたそうだ。周りのコーチも「短距離は無理だ。」という評価だったらしい。
でも、彼は短距離をあきらめなかった。
曲がった背骨を守るため、徹底的に体の筋肉を鍛え上げた。
そうすることで誰にも真似できないような「蹴る力」を手に入れたそうだ。
もちろん克服するまでのトレーニングは想像を絶するほど大変なものだったに違いない。
でも、「あきらめない」という気持ちが彼にはあった。
だからこそ、偉業を達成できたんだと思う。
そうした努力の積み重ねが、自信につながり、そして「有言実行」できるほどの力になったんだね。
夏期講習、真っ最中の君たちも毎日の勉強が辛いって思うこともあるだろう。
でもあきらめないで!
今苦労して積み重ねていることは、秋以降にきっと花開くはずだから…
オリンピックには、4年間一生懸命努力してきた人たちが集い、真剣勝負に挑む。
だからこそ尊いし、見る人々を感動させる。
君たちがやっている勉強も同じだよ。
勝負の時はまだ先だけど、着実に積み重ねていきましょう。
夏期講習も後半に突入、僕らもしっかり応援します。
最後の最後まで、やり残しのないようにしっかりと頑張ろう。
(アイル代表)
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