センニチコウ。
千日紅と書くと情緒あふれる名前ですが、音だけ聞くと線香の印象が(笑)。
江戸時代前期に日本に渡来したといわれています。
花期が長いのでこの名前がありますが、しかし千日とはすごい。3年か(笑)。
花もちがいいうえ、花が丸くてかわいらしいので、園芸品種としては一定の人気があります。
また、ドライフラワーとしてもよく見かけます。
よくアメリカが演出されている雑貨屋でトウガラシやトウモロコシや穀類がカントリーっぽくいわゆる植物の干物(笑)として飾られているのを見かけますが、あれはやはり乾燥地帯のもので日本の気候にはそぐわないと思うのですね。
乾燥食品でないかぎり、やはり日本の植物は土や水とともにあって、潤いをもたらすものであってほしい気がします。
小学生の頃、母親がドライフラワーに凝っていたことがあるのですが、なんだかいやだった。
今思えばこんなことを感じていたのかな…と思ったりもします。
花をながめながらこんなことをぼんやり考えている時間が好きです。
忙中閑あり、の気持ちを忘れずに生きていきたいなあ。
実にそう思う(笑)。
(五日市教室A)