クワの花が咲いた。
今年は木も一年分大きくなり、数も多いので、ちょっと期待しよう。
昨年、とったクワの実をお弁当のデザートにもっていったちびちゃんは、今年も！　と期待しているらしい（笑）。
葉っぱは桑茶にもなりますし、うさぎも食べます。

クワといえば養蚕ですね。
弥生時代に中国から伝わったとされ、魏志倭人伝にもその記録があります。禾稻、紵麻を種え、蚕桑緝績し、細紵、?緜を出だす。
さかんになったのは江戸から明治で、生糸の生産が日本の産業を支えた時期もありました。
東北に色濃く残る蚕の神様オシラサマは多くが桑の木で作られており、信仰とも密接に関わっていることがわかります。
いまや桑畑が全国的に見られなくなって久しい。
♪山の畑の桑の実を　小かごに摘んだはまぼろしか
の歌詞は、自分にとっても実感のない部分だった。
父親は食べてたみたいですけどね。
去年はほとんどちびちゃんにあげたので、今年は少しは食べられそうです（笑）。
熟れてきたら、自分の子供時代を思い出しながら、食べよっと。
（五日市教室A）