畑のありんこ(237)

2012042113550000.jpg玄関アーチ計画発動。
選ばれたのはモッコウバラ。
昭和天皇が崩御されたのち、紀子さまのご結婚がありましたね。
ちょっとしたブームになりました。
そのとき、お印として「ヒオウギアヤメ」なる植物を耳にして、その花の姿と同時に「檜扇菖蒲」と書くのを知り、古式豊かな名前のものがやはり選ばれるのかなあ、と思った記憶があります。
そして眞子さまご誕生の折に、お印として紹介されたのがモッコウバラ(木香茨)。


それ以来いい花だなーと思っていたのですが、ついに我が家にやってきました。20年以上たったんだなあ。
このご印、明治時代以降に広く用いられるようになった比較的新しい習慣のようなのです。
でも、いいですよね。
自分のトーテムとして、自分を表す植物を持っているというのが、何だか豊かな気がする。
女の子が産まれたら、桐を植えて、結婚するときにその桐で家具を…というのとはちょっと違うか。
でも記念樹があったら、その木や花を見るたびにその人を思い出しますよね。
ちなみに佳子さまのお印は「ゆうな」という沖縄でも愛されている花です。
ハイビスカスが選ばれることは…なさそうだ(笑)。名前が古風でない。
そういえば先日結婚記念日にペラルゴニウムの鉢を買ったのですが、「夏天竺葵」というそうです。
これならどうだ(笑)。
(五日市教室A)