【問】
仮想世界をアルファベット2文字で省略して表すと「VR」といいます。
では、仮想世界と現実世界が混ざった世界を同じようにアルファベット2文字で省略して表すとどうなりますか。
【答】
MR
VRが一般的になったのは2016年ごろと言われています。
これはソニーからPS VRが販売開始になるなど、身近になったことが上げられます。
そして今月22日にはPS VRの後継機であるPS VR2が販売開始されました。
ところで「VRとは何か」と言われたら答えられますか?
ヴァーチャル・リアリティ(仮想世界)の頭文字をとったもので、コンピュータによって作り出された世界を現実として感じさせる技術のことです。
このVRは完全にコンピュータによって作り出された世界です。
そしてこのVRと現実の世界を組み合わせたものが複合現実といわれるMRです。
MRでは、実際の景色をカメラで写しながら、その景色に実際にはないデジタルコンテンツを重ねて画面に表すとともに、実際の景色に合わせて動かすこともできます。
例えば、MRの世界の中で、現実にはないボールを実際の壁に向かって投げるようにしたら、壁にあたってはね返ってくる様子が見えるわけです。
このMRのヘッドセットが、今年中にアップル社から販売されるらしいというニュースがありました。
価格は約40万円ともいわれており、一般的ではありませんが、こういったものがどんどん世界に広がっていく一歩になりそうです。
さらにゲームとしての可能性だけでなく、障害のある人の目や耳、手足となってくれる可能性もあります。
これからの進歩に注目しておきたいものです。
(皆実教室N)