【問】
2月29日に完成した、世界一の高さを持つ電波塔の名前は何ですか。
【答】
東京スカイツリー
東京のシンボルの一つとして、1958年に完成した東京タワーがあります.
高さ約333ｍで、当時日本一の高さを誇った時期もあります。

長らくテレビやFM放送の電波を送信してきました。
これに代わる電波塔として建設されたのが東京スカイツリーです。
都心に高層ビルなどが林立し、電波の届きぐあいがよくない地域ができており、これらを解消すること。
携帯機器向けの放送の視聴をスムーズにする必要が出てきていること。
これらの目的で総工費650億円をかけ、国内技術の粋を集めて建設されました。
5月には展望台が開業予定、今年から来年にかけて試験放送を実施する予定になっています。
地上から350ｍにある展望台までエレベーターで約50秒。分速600ｍは日本最速のものだそうです。
記念撮影に訪れる観光客も多く、すでに東京の新名所となっている感があります。
ちなみに高さ634ｍは、東京の旧国名「武蔵」を意識しているらしいです（笑）。
隣接する地域は同じく5月、「東京スカリツリータウン」としても開業を準備しており、多くの店舗が出店する「東京ソラマチ」やプラネタリウム、水族館などをあわせもつ、一大施設が誕生します。
多くの雇用が期待され、にぎやかなエリアができることで景気の向上に一役買うことでしょう。が一方で、地域の商店街の売り上げが冷え込むことも考えられます。
みなさんも物事を多面的にみていく意識を持ってくださいね。