畑のありんこ(231)

2012031013180002.jpgちびちゃんと妻が「例の場所」でつくしをとってきた。
まだ少し早かった感じだそうだ。
帰宅したらすでにはかまも剥かれ、料理するばかりの状態になっていましたので、今年の春の味第一弾は上げ膳据え膳で(笑)。
まだちびちゃんには若干苦いらしい。そりゃそうだろうなあ。


分類上はシダの仲間になります。
トクサの仲間は地球上では古く、古生代には出現していたそうだ。
その子孫を食っちまってるわけだ。
生きた化石を食べてるみたいなもんか。
今日はラーメンに入れて食べたので、中国四千年とあわせて歴史を食べてきたことになる(笑)。
フキノトウはいつもとっていた場所が更地にされて、壊滅。
また新しい場所をさがさんといけん。
もう身近にはないかもしれんなあ。
見て、さわって、味わえる春が身の回りから姿を消している感じがします。
でも、できる限り、娘には体験させていきたいと思います。
季節の移ろいを肌で感じた感覚を堰として心に沈めていってほしい。
季節の境目が折り目正しかったころの記憶を伝承する人間は絶滅危惧種になっていくような気がしますね。
今日はイチゴの世話と、庭の手入れを少しだけしました。
(五日市教室A)