ポポーを近くの産直市で妻が発見し、買ってきた。
2年ぶり。
チェリモヤやアテモヤの仲間、バンレイシ科は多くが熱帯原産とのことですが、ポポーは数少ない温帯産。
実は香りも強く、クリーミーで甘いです。バナナっぽくもある。トロピカル系。
この香りを敬遠する人は多いだろうけど…個人的には好きな香り。梨っぽいかな。味より香りの方が好きかも(笑)。
フェイジョアと一緒で、今ひそかなブームらしい。
しかしポポーは花のにおいは腐臭、自家受粉をなかなかしない自家不和合性。
しかしその一方で病虫害なし、農薬いらず(葉に殺虫成分が含まれているらしい)、紅葉もきれい、と栽培にはいいことずくめ。
迷うのう…もっとも植えるスペースはないが。
意外にもこのポポー、入ってきたのは明治30年代。
耐寒性も強いので、戦前戦後に結構各地に植えられていたらしいです。
もっともまだ食生活が洋風化していない頃のこと、あまりなじまずに廃れていったみたいですね。
今、再び脚光を浴びている。
ポポーワインとか、ポポーゼリーとか、商品化している自治体も発見した(笑)。
温暖化が進行している現在、熱帯産果実は今以上に普及していくのかもしれませんね。
(五日市教室A)