【問】
7月の参議院議員選挙において自由民主党が大勝したことにより、憲法を変えようと提案することができる状況となってきました。
これを憲法改正の○○といいます。
この○○に入る言葉を答えなさい。
【答】
発議
小学校でも塾の授業でも憲法の改正について学習しましたね。
この国の最高法規である日本国憲法を改正するためには、まず衆議院・参議院の総議員の3分の2以上の賛成によって、憲法改正の発議を行います。
これは憲法を変えましょうと国民に提案することです。
その後に憲法改正の国民投票を行い、過半数の賛成があった場合、憲法を改正することが認められます。
憲法改正に前向きな自由民主党、公明党、日本維新の会、国民民主党について、衆議院ではすでに3分の2以上の議席を確保していましたが、今回の参議院議員選挙によって、参議院についても、この4党で3分の2を超える状況となり、数の上では憲法改正の発議が可能となりました。
かつて一度も発議すらなかった日本ですが、この機会に「憲法のどの部分をどのように変えるのか、またそれはなぜ改正すべきなのか」を国民自身がしっかりと見極める必要がありますね。
(皆実教室T)