いきものばんざい(117)

アシナガバチ【なぜ六角形の巣をつくる? ~ハチ~】ハチ目
ハチの巣に見られるような六角形の立体構造は、「ハニカム構造」と呼ばれています。(「ハニカム」は「ミツバチの巣」といったような意味です)このしくみの最大の特徴は、少ない材料で最大の広さがある部屋をつくれることです。丸い形をしきつめていくと、確かに間にすきまができてしまいますね。昆虫の複眼やカメの甲羅などもハニカム構造になっています。工業製品にもこれを応用した部品が多く使われています。しかし、ハチはどのようにしてこれを学んだのか? などと考え始めると、やはり神様がいるのではないかという思いに行きつくことがあります。