気になるニュース545回「サグラダ・ファミリア」

【問】

12月上旬に聖母マリアの塔が完成したサグラダ・ファミリアという聖堂があるのはどこの国ですか。

【答】

スペイン

世界文化遺産にも登録されているサグラダ・ファミリアは、スペインの都市バルセロナにある聖堂です。
今回はこのスペインについて学んでみましょう。
ヨーロッパの南西部にあるスペインの首都はマドリードです。
西側にはポルトガル、北側にはフランス、海を挟んで南側にはモロッコがあるため、スペイン国内でも地域によって言葉(言語)や人々の気質が異なる点があります。

そんなスペインと日本とは、今からおよそ500年前の1549年にフランシスコ=ザビエルがキリスト教を伝えるために日本へやってきたことが交流の始まりです。
その後、江戸時代になるとキリスト教が禁止になり、日本は鎖国をしてしまったため、しばらくスペインとの国交は途絶えた時期もありましたが、現在は国交も回復しています。
5年生の社会(歴史)でザビエルのことを学習しましたが、覚えていましたか。

ちなみに、サグラダ・ファミリアの建設には日本の彫刻家である外尾悦郎さんが主任彫刻家として携わっています。
世界的に有名な建築物の建設に日本人が重要な役割を担っているというのは素晴らしいことですね。

(皆実教室S)