気になるニュース 537回「選挙における法律」

【問】

衆議院議員や参議院議員、都道府県知事、市町村長、地方自治体議会の議員を選出する選挙に関する法律を何といいますか。

【答】

公職選挙法

衆議院議員選挙が近づいていますね。
選挙期間中や選挙期間後に耳にするものに「公職選挙法違反」という言葉があります。
先日ポスターが燃やされるといった事件がありましたが、これも公職選挙法に反する行為として犯罪となります。
6年生のはじめに勉強するところですから、6年生のみなさんには復習になりますね。

公職選挙法で禁じられているのは、主に以下のことがあります。
・選挙運動の目的で、戸別に訪問すること。
・電子メールを利用した選挙運動をすること
・手紙などで投票を依頼すること
・落選させたいと思って、ウソの情報を流すこと
これ以外にも色々ありますが、今回の事件にあったようなポスターを燃やすことはもちろん、破る、落書きするなども禁止されています。

公職選挙法というルールの基づいて実施される今回の衆議院議員選挙について、みなさんもそれぞれの政党がどんな主張をし、どのような選挙運動をしているのか、少し興味を持って見ることは、今後の学習にも大いに役立つと思います。

(西条教室N)