6年生は今、算数で「相似」の学習をしています。
特に1タームでは相似比と面積比について勉強したよね。
今日は身近なものをとりあげて、相似比と面積比について考えてみよう。
宅配で「ピザ」をたのんだことがあるかな？
うちでは宅配のピザをたまに注文するんだけど、そのときサイズを選ぶよね。

あるお店のメニューによると
Sサイズが直径20ｃｍで1200円、Mサイズが直径25ｃｍで2000円、Lサイズが直径35ｃｍで3000円って紹介されてる。（実在の価格だけど、どのお店かは書かないよ　笑）
どれが一番お得なのかな？
ピザの厚さがどのサイズも同じって考えると3つのピザの相似比は
20：25：35＝4：5：7になる。
面積比は
4×4：5×5：7×7＝16：25：49になることは分かるよね。
Sサイズのピザを基準に考えるとMサイズとLサイズの値段は
（純粋に面積比だけで計算すると）
1200÷16＝75
75×25＝1875円…Mサイズ
75×49＝3675円…Lサイズ
になるんだ。
MサイズはSサイズに比べて割高、LサイズはSサイズに比べて割安っていう結果になった。
つまりお得な順番は、Lサイズ、Sサイズ、Mサイズの順番になるっていうこと。
ちょっと意外な結果だね。
特にLサイズはMサイズのほぼ2倍の大きさだから、Mサイズを2枚注文するよりLサイズを1枚頼むほうが断然お得になる。
えっ、違う味が食べたいって！
それがお店の作戦かも！
（横川駅前教室Ｓ）
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