【問】
国際自然保護連合(IUCN)が作成した絶滅のおそれのある野生生物のリストを○○○リストといいます。
○〇〇に当てはまる言葉を答えなさい。
【答】
レッド
国際自然保護連合とは、1948年に設立された自然保護の国際団体です。
国家、政府機関、NGOなどの団体が加盟できるもので、日本も1978年に環境庁(現在の環境省)が、国としても1995年に加盟しています。
そして、国際連合にオブザーバーとして参加するなど、国際的に認められた組織です。
さて、9月4日に国際自然保護連合が発表したものに興味深いものがありました。
それはクロマグロの資源回復が認められたというニュースです。
クロマグロは、2014年に「近い将来に絶滅の危険性が高い」という評価がくだされ、世界的に漁獲枠(ぎょかくわく)の設定が行われました。
今回の報告は、その対策がうまくいっているということになります。
現在、世界では気候変動などにより、絶滅の危機に追い込まれている生物が3万種以上いるといわれています。
そういった中で回復傾向がみられたことはとても大きなことだと言えます。
とはいえ、まだ絶滅の危機から完全に脱したわけではありません。
今後も取り組みがうまく機能して、持続可能な漁ができるようになるとよいですね。
(西条教室N)