【問】
7月26日の「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」に続いて、27日にも日本のある地域の世界文化遺産への登録が正式に発表されましたが、その名称を答えなさい。
【答】
北海道・北東北の縄文遺跡群
国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会は7月27日、「北海道・北東北の縄文遺跡群」を世界文化遺産に登録することを決めました。
前日の26日には「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」(鹿児島、沖縄両県)の世界自然遺産への登録が発表されましたので、これにより日本の世界自然遺産は5件、世界文化遺産は20件となりました。
中学入試の社会で世界遺産の知識が問われるのは、ある地域や時代について考える時の材料の一つとして取り上げられる場合が多いです。
例えば、今回の「北海道・北東北の縄文遺跡群」は、北海道と青森県、岩手県、秋田県に点在する17の縄文時代の遺跡で構成され、青森市の「三内丸山遺跡」などが含まれますから、この地域について説明する場合や縄文時代に関する設問にからめられることも考えられます。
それにしても2つが同時に登録され、しかも10年ぶりに自然遺産も増えましたので、来年の春では時事問題として出題される可能性のほうが大きいですね。
要チェックです!
(皆実教室T)