【問】
6月11日から3日間、イギリスのコーンウォールで先進国のリーダーが集まって会議が行われました。
菅義偉総理大臣も出席したこの先進国首脳会議を通称何と言いますか。
【答】
サミット
サミットはもともと、1970年代に起きたオイルショックの影響で落ち込んだ世界経済の安定と発展を図るために、当時のフランス大統領ジスカールデスタンがアメリカ・西ドイツ・イギリス・日本に声をかけたのが始まりと言われています。
先進国の首脳たちが集まり、経済問題や安全保障、環境問題などについて、幅広く話し合いが行われます。
サミットは2019年まで毎年開催されていましたが、2020年の新型コロナウイルスの蔓延(まんえん)に伴い、2年ぶりに対面式で開催されました。
今回のサミットでは、新型コロナウイルスや気候変動、地域情勢、東京オリンピックなどについての議論がされました。
そして、「新型コロナウイルスを2022年までに感染終息させる」という目標が掲げられました。
2020年のサミットは、新型コロナウイルスの影響により、テレビ会議形式で行われました。
対面形式でのサミットの方が良いのだとは思いますが、個人的には、このご時勢ですからもうしばらくはオンライン形式の会議がよかったのでは・・・と思ってしまいました。
(皆実教室S)