日本へのキリスト教の伝来は?
6年生に問いかけると、さすがに受験生、
「フランシスコ=ザビエル」
「スペイン人宣教師」
「イエズス会」
「いごよく(1549)広まるキリスト教」
「鹿児島」
など、次々にキーワードが飛び出します。
そんななかに、まれに混じるのが、
「サンフランシスコ=ザビエル」
という声。
どっと笑いが起こりますが、なんのなんの。
この答えをあなどるなかれ、信じるものは救われます。
ザビエルは、1622年にカトリック教会から「聖人」に列せられています。
聖人には、「St.」(サン、セント)、「聖」がしばしば敬称としてついて呼ばれますね。
サンパウロ(聖パウロ)、サンタクロース(聖ニコラウス)なんかも、その例です。
だから、聖フランシスコ=ザビエル、あるいは、サンフランシスコ=ザビエルという言いかたも、ある意味正しいわけです。
ただし! 入試では、「フランシスコ=ザビエル」で答えてね。
(己斐教室S)
※画像は「サン・ピエトロ寺院」(サン・ピエトロは聖ペテロの意)
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(編集部)