【問】
今年11月から、ある硬貨(こうか)が新しいデザインへと変わります。
その硬貨は、何円の硬貨ですか。
【答】
500円
6月21日に、新500円硬貨の製造が始まったというニュースがありましが、この500円硬貨は三代目にあたります。
なぜ、硬貨のデザインを変えなくてはいけないのでしょうか?
最も大きな理由は、偽造(ぎぞう)防止です。
今回は、3種類の金属を組み合わせて2色にする、また側面の溝の一部の幅や形を変える、といったことで、極めて偽造しにくい硬貨となるようです。
ただ、ここで一つの疑問がわいてきます。
それは、キャッシュレス化が進む中硬貨の流通量は減っていないの? というものです。
実際、流通量は20年前に比べて1円硬貨、5円硬貨は10%前後減少していますが、100円と500円は増えており、特に500円硬貨は1.6倍に増加しているそうです。
どうやら500円硬貨は、キャッシュレス化に強い?ようですね。
それでは、なぜ500円硬貨の流通量が増えているのかを、この機会にみなさんでいろいろと考えてみてください。
意外な理由があがってきますよ。
(西条教室N)