【問】

今年の9月１日に創設される予定の庁の名前はなんでしょう。

【答】

デジタル庁

今年の9月から、行政のＩT化を進める「デジタル庁」が誕生します。この「デジタル庁」は単にオンライン上での行政手続きを推し進めるだけでなく、国民に行政の情報を公開し分かりやすくすることが目的です。また、従来は国や自治体によってオンラインで行う行政手続きの仕様がバラバラになっていましたが、それらをすべて統一することによって、管理費などのコストを削減することができます。

では、デジタル庁の設置で、どのようなことがオンライン上で可能になるのでしょうか？
たとえば他の自治体に引っ越す場合、それぞれの自治体に転出届を提出するのですが、マイナンバーを使ってオンライン上での提出が可能になります。同じくマイナンバーを使用して保育所の入所申請も可能になるそうです。
他にも結婚や離婚の際の印鑑が必要なくなります。これは従来通りハンコを使っての届け出も可能です。

デジタル庁が活躍できる社会になれば、今後は一律給付金の給付やコロナワクチンの予約の際などに、国民の利便性が飛躍的に向上するでしょう。

（己斐教室Ｎ）