朝、ブルーベリーの花を見回ると、受粉部隊が活躍しています。
たいていクロマルハナバチとミツバチがきています。あとハナアブの仲間もちょこちょこ見かけます。
見ていると菜の花やコデマリ、ラズベリーも訪問しているようです。
うちの庭でもっともよく見かけるのはマルハナバチで、このハチは他のハチに比べ丸っこい姿をしています。
これは蜜をためて巣に運ぶための蜜胃という器官をお腹に持っているからです。
集めた花粉のほうは足の花粉篭という部分につけて運びます。
荷物満載のヘリコプターという感じです。
少々近寄っても、お仕事に集中していて、あまりこちらのことを気にもしません。まじめ。
北方型のハチといわれていて、ミツバチに比べても寒さに強いといわれています。毛むくじゃらだし。
ミツバチのように大勢で同じ場所にどっと押しかけて集蜜することはなく、仲間に知らせずに各自がばらばらに蜜を集めに行くそうです。
毎年春になって姿を見かけると、ああ、よかった、と思う生きものの1つです。
今年も受粉、よろしくね。
(五日市教室A)