スポーツでは、メンタルトレーニング、イメージトレーニングがごく普通に取り入れられています。
それに比べると、中学受験学習ではまだまだ本格的な研究がなされてはいないようです。
でも、最高のパフォーマンスを発揮するという意味では、それが試験会場か試合場かという差はあれ、同じような部分を共有しているのは間違いありません。
たとえば、スポーツ選手がよく取り入れている「儀式」に目を向けてみましょう。
一流のスポーツ選手は、試合前や試合中にある特定の決まった動作を持っています。

あるいは、大リーグで活躍するイチロー選手が、試合前には必ず決まったものを決まった量食べるといった話を聞いたことがあるかもしれません、（最近ではカレーはやめてしまったようですが）
こうした決まった「儀式」は、心を落ち着かせるだけでなく、「集中状態」へ向けたスイッチにもなりうるのです。
では試験会場ではどんなことが考えられるでしょうか？
使い慣れた鉛筆や消しゴム、その持ち方、「はじめ！」という声がかかるまでの姿勢・・・・工夫できることはいくつもあります。
さらにいえば、規律正しい日常生活自体が、そうした集中状態を導くカギともなりえるといえるでしょう。
（己斐教室Ｓ）
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