先日、面白い話を読みました。
文字を覚えたり思い出したりする際に、私たちはよく空中になぞるように文字を描くことがありますよね?
実はこれ、漢字文化(漢字を日常使っている)の人たちだけに見られる行動なのだとか。
アルファベットを使っている人たちはどうしているのだろう? なんて思いをめぐらしたものですが、こうした文化の違いというのは面白いものです。
さて、宙に描くといえば、筆順や画数を数える問題で、指を宙になぞりながら数えている人を見かけることがあります。
気持ちはわからないでもないのですが、入試会場で突然、中空を睨(にら)みつけながら、あたかも九字を切るように指を上下左右に動かす様は異様ですね(笑)
それは冗談としても、宙に描くやり方だと、数えおとしなどのミスを誘発(ゆうはつ)する可能性もあります。
問題用紙の余白にきちんと書いて数えるほうが、正確に数えることができますよ。
(己斐教室S)