開けゴマ。
鞘がはじけ出しました。
中には鞘の中にある状態で発芽しているものも(笑)。
花も観賞にたえうる華やかさです。
歴史も古い。
日本では縄文時代の遺跡から、インドではモヘンジョダロ(なつかしい…!)からも出土しているそうです。
古代ギリシアでも高栄養食品として扱われていた記録があるらしい。
中国の『神農本草経』にも上品(無毒で長期的に飲んでもよいというグループ)として分類されています。「久服軽身不老」、つまり老化を防ぐというのですね。ゴマ、えらい。
しかし何と99.9%まで輸入らしい。
大豆の自給率の低さは受験生にもよく知られていますがそのうわをいくなあ。
ごま塩、ゴマだれ、ゴマあえ、ゴマ油などずいぶんお世話になっていると思うのだが。
奈良時代にはすでに貴重品であったようです。
江戸時代は、ゴマやナタネの栽培が広がったため、てんぷら屋台が次々と登場した。
揚げ物文化を支えてきた食材なんだなあ。
でもうちのはせいぜい炒って楽しむくらいの量かな?
あんパンつくって上に飾ってみるか(笑)。
(五日市教室A)