時々辛いものが食べたくなることありませんか。
カレー然り、坦々麺然り、ピザにタバスコ。
食欲も増すような気がします。
さすがに以前の激辛ブームのような辛さは求めてはいません(笑)。
辛すぎると痛い感じがしますが、さもありなん、カプサイシンの受容体は痛覚として分類されているらしい。
トウガラシを使った料理が暑い地域に多いのは、辛いものを摂取して汗を出し、暑さ負けしないようにしているのだとも聞きますが、それも度を越すと痛さにのたうち回るわけで、確かに暑さには負けていないでしょうが(というか暑いのが気にならないくらい痛さに悶絶していると思うので、これは暑さ忘れ、という方が正確かもしれん)、辛さ痛さに負けているわけでどっちもどっち、という状態ですね、きっと。
日本に伝わったのは16世紀だといわれています。
『大和本草』にも朝鮮から渡来したとの記述があるそうで、「高麗胡椒」との名があります。
沖縄に「コーレーグース」という香辛調味料があります。
島トウガラシを泡盛に漬け込んだもので、沖縄そばやチャンプルーなどにもよく使ってます。
初心者がうっかりどばっとかけると……痛い(笑)。
これは「高麗胡椒」(または「高麗草」)が語源であろうといわれています。
鳥取の道の駅では以前甘唐辛子を「コショウ」として売っていたので、中国や九州にも名残を残している名前ということになりますね。
だいぶ赤くなってきました。
ペペロンチーノ、食べよっかな。
(五日市教室A)