庭のカリンがほころび始めました。
サクラはもう散り始めているところもありますね。
カリンやサクラはバラ科の植物ですが、バラ科は結構人間の食生活に関係した科で、リンゴやナシ、モモ、ウメ、ビワ、イチゴやアーモンドもバラ科です。
バラ科の花は、花びらが5枚。
花びらが根元でくっついてない(離弁花)。
おしべがたくさんある。
ものごとを分類する力は「抽象化」する力とつながっています。
抽象化とは、特徴を大まかにとらえて理解すること。
「分かる」は「分ける」につながっていることが漢字にも表れていますが、抽象的思考力が高い人は、逆に複雑な状況でも、きちんと細かく整理してとらえ、それぞれに的確な判断を下すことができると考えられています。異なる事象の共通点ももちろん見つけやすいということになります。
頭っから丸覚えにするのではなく、観察した情報や持っている知識を横断してつなぎ合わせることが大切なのでしょう。
算数や理科で図を書いてみることや、国語の要点をまとめてみることも立派な抽象化作業です。
こういったことを嫌っていると、なかなか学力が身につかないということもあるように感じています。
いきあたりばったりに何かをするのではなく、一歩下がって自分を見つめて「自分はいつもこういうミスをするなあ…」「前はこうだったから、今回もこうしたらいいはずだ」という思考回路が大切だということなのでしょう。
(五日市教室A)