気になるニュース 453回「JAXAの次の目標」

【問】

はやぶさなどを飛ばした宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、ある惑星(わくせい)の衛星(えいせい)である「フォボス」からのサンプル採取を決定しました。
この「フォボス」は何という惑星の衛星ですか

【答】

火星

JAXAは、2014年にはやぶさ2を打ち上げ、リュウグウからサンプルを持ち帰るミッションの最中です。
その次のミッションとして選ばれたのが、今回のフォボス探査です。
この探査により、火星の衛星の起源を探ることで、太陽系の惑星がどうやってできたかと解き明かすことにもつながるそうです。

火星は、地球から近い惑星ということで、1960年代からいろいろな国が探査機を送っており、こちらは成功例も多く、火星の情報は増えつつあります。
一方でフォボスへも探査機は送られていますが、未だにどの国も成功したことはありませんから、今回成功すれば、世界初となります。

このミッションは2024年から始まり、ミッション終了までには5年かかるといわれていますが、どうなるか今から気になりますね。

(西条教室N)