【問】
広島を代表する企業であるマツダは今年創業から節目の年を迎えましたが、創立して何年でしょうか。
【答】
100年
マツダは1920年にコルクを製造する会社として生まれ、1931年に初めての自動車を生産開始し、現在では130を超える国や地域で販売されています。
その創業の年である1920年はどんな年だったのでしょうか。
世界では1914年からはじまった第一次世界大戦が終わり、この年の前年である1919年に、その講和条約であるベルサイユ条約がパリで結ばれました。
そして1920年には、第一次世界大戦のあまりの被害の大きさから、大きな戦争が起こることを未然に防ぐ目的で国際連盟が発足しました。
国際連盟には日本も加盟し、新渡戸稲造が事務局次長として活躍しました。
一方、日本国内では、第一次世界大戦で好景気にわいていましたが、シベリア出兵が原因でおきた米騒動があり、それによって本格的な政党内閣が誕生します。
そのころから100年間会社を続けてきたことは、本当にすごいことですね。
ちなみに皆さんが良く知っている任天堂は1889年創業ですから130年以上続いている会社なのです。
皆さんがよく聞く会社が、いつから続いているかを調べてみると意外に面白いですよ。
(皆実教室T)