畑のありんこ(613)

ダイコン早い人は今日明日から入試が始まります。
学習したことをしっかり発揮して、がんばってください。

明日は七草がゆの日ですね。
セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ、春の七草。
スズシロはダイコンです。

理科で植物のつくりを学習する際にも話すことがありますが、ダイコンの根だと思われている部分の下半分は根、上半分は胚軸です。
胚軸は、子葉と幼根との間にできる茎状の部分です。5年生で習いましたね。
ダイコンは根が大きくなるのにあわせて、胚軸も太くなってしまうため、根だと思われるのもわかりますが、緑色の部分がおおむね胚軸だと考えてもらって構いません。
茎に近い性質をもっているので、日光があたると緑色になりますし、そう考えると地上にせり出してくるのも理解できます。
ダイコンの上の方と下の方で料理法が違ってくるのもうなずけますね。

カブはほとんどが胚軸です。根っこは下にちょろちょろってあるだけです。

(五日市教室A)