【問】
インターネットに接続されていなかったさまざまなモノがインターネット上で、情報交換をする仕組みができ上がっています。
この身の回りのモノがインターネットにつながる仕組みのことを、アルファベット3文字で何というでしょうか。
【答】
IoT
IoTは、そのまま「アイオーティー」と読みます。これは「Internet of Things」の略で、直訳すると「モノのインターネット」という意味になります。では、「モノのインターネット」とは、どんなところに使われているのでしょうか?
おそらくみなさんの家にはテレビやエアコンがあるでしょう。IoTが搭載されているテレビだと、スマートフォンを操作して録画予約することができます。エアコンも、家の外にいながらスマートフォンで遠隔操作することができます。
このように、IoTは世の中をますます便利にする仕組みといえるでしょう。
家庭以外でも、さまざまな分野でIoTの使用が見られます。
車の自動運転という言葉を耳にしたことがあるでしょう。自動運転も、車の中のセンサーがインターネットに接続されており、走る、停まるといった操作が運転手の操作なしに自動で行われます。
農業や漁業の分野では、ドローンの活用が注目を浴びています。田畑やいけすの様子をカメラで撮影し、ネット上にアップするのです。
IoTを駆使することによって、近年問題になっている労働力不足の解消につながると考えられます。それはとても素晴らしいことです。しかし、便利なものに頼りすぎず、上手く付き合いながら生活したいですね。
(己斐教室N)