【問】

本日までスペインで国連気候変動枠組条約第25回締約国会議が開催されています。では、この会議の略称はなんでしょうか。

【答】

COP25

COPとはConference of the Partiesの略であり、「締約国会議」という意味で使われています。
25は第25回の意味です。
2015年にフランスのパリで行われたCOP21ではパリ協定が合意されました。
パリ協定では「世界全体で今世紀後半には、人間活動による温室効果ガス排出量を実質ゼロにしていこう」ということになりました。

実はこのパリ協定は1997年に日本の京都で開催されたCOP3で定められた京都議定書の後継となっています。
京都議定書は地球温暖化防止京都会議（COP3）が開催されたとき、先進国の排出削減について法的拘束力のある数値目標などを定めた文書のことです。
京都議定書では日本国内での温室効果ガスを平成20年～24年の間に6％削減するという目標を掲げていましたが、結果として8％以上削減できたとして達成を表明しました。

さらに高い目標を達成するためにも、エアコンの設定温度を少し変えてみるなど、私たちができる範囲のことから、少しずつはじめてみるべきですね。

（皆実教室S）