【問】

今年の10月1日に建国70周年を迎えた、日本とつながりの深い国はどこですか。

【答】

中国

1949年の10月1日に中華人民共和国が建国されてから、今年でちょうど70年となります。
中華人民共和国になってからの日本とのつながりを見てみましょう。
まず1972年，当時の田中角栄首相と中国の周恩来首相によって日中共同声明が出され、日中国交正常化がすすみました。
この時、日中両国の友好の証として，中国から日本へ，初めて2頭のパンダが贈られたことでも大きな話題となりました。
その後，1978年に日中平和友好条約が結ばれて，日本と中国は歴史の新たな一頁を開くことになりました。

国交正常化以降，貿易総額は，約10億ドルから約3000億ドルに増加し、中国は日本にとって最大の貿易相手国となり，一方で中国にとっても，日本はアメリカに次ぐ2番目の貿易相手国となりました。
また観光で両国を訪れる人々の往来も活発化しており，2018年に日本を訪れた中国人の数は，800万人を突破しました。

一時期、領土問題などでお互いの国民感情が悪化した時期がありましたが、最近では、中国のリーダーである習近平さんと日本の安倍首相の関係は良好のようです。
これだけつながりの深い国なのですから、これからも良好な関係を保っていきたいところですね。

（皆実教室Ｔ）