散歩の途中にツクシの群生地を見つけた。
ちょうど朝、ツクシを取りにいこうかね、と話をしていた折でした。
こんなにたくさん生えているのを見たのは久しぶり。
子供のころ以来かなあ。
見かけなくなったと思ったらこんなところで頑張っていたのか、よしよし、と思いつつ摘みました。
旧知の友に会ったような気持ちでした。
雑草としてみれば、地下茎で広がるので、結構防除が難しいものの一つです。
春の風物詩としてみれば、愛らしい存在で、しかも食べてもおいしい。
物事は多面的なのだなあ(笑)。
ツクシの頭に六角形の模様がある。
これが開くと胞子の放出が始まるのですが…この六角形、ハニカム構造なのか?
蜂の巣やカメの甲羅、昆虫の複眼などが六角形が隙間なく並んだ構造であることは有名ですね。
強度も強くなると言います。
ハコフグの模様(板状骨格)もそうらしい。
現在ではこのハニカム構造を工業製品などにも利用したりしています。
自然に倣え。
ツクシの頭がハニカム構造なのかどうかはわかりません(笑)。
何か理由があっての六角形だと思うのだけれど。
つくづく自然の営みの緻密さ、精巧さに嘆息します。
庭のウメが咲きました。
いい香り。
近所の生垣の沈丁花もまた馥郁とした香りです。
五感で季節を感じる、いい時期ですね。
(五日市教室A)
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