ヒメウズラが孵化しました。
前日の夜に、数個の卵にとても小さいひびが入っているのを見つけましたが、その夜はそのまま。
翌朝、大体4~5時間の時差で次々と孵化しました。
あの小さい体でよく卵の殻を内側から割れるものです。
しかもひびが入る位置も卵の同じ場所です。生命の不思議ですね。
ヒナのくちばしには卵を割るための突起があり、それを使って内側から割っていきます。これを「嘴(はし)打ち」といいます。
ちょっとずつひびが進んでいくのを見ていると、思わず「がんばれ…」と呼びかけてしまいます。
途中でいったん止まると「疲れたのかなあ…」と心配になります。
元気で産まれてきてくれれば一番なのですが、孵化直前まできて、外に出られなかったりする例(死ごもり)もあります。
たとえば湿度が低いと。穴があいたことで卵内部の乾燥が進んで、羽が殻にくっついて出られなくなったりするケースもその一つです。梅雨時は若干その防止にもなるのかな。
まだ生後2日め、ヒーターにべったりですね。
新たな生命が生まれてくるのを見るのは、微笑ましくも荘厳な気持ちになります。
わが子が生まれてきたときも、元気でいてくれさえすればいい、と願ったことを思い出しました。
トウモロコシ、だいぶ大きくなってきました。
今年はサルにはやらんぞ。
(五日市教室A)