畑のありんこ(127)

201001301022000.jpg節分が近い。
豆をまく、鰯の頭をヒイラギに刺すなどして邪気を祓います。
鬼は外! 福はうち!
子供たちの声が聞こえてきそうです。
鬼といえば一条戻り橋にいた鬼や藤原千万の四鬼、はては百鬼夜行にいたるまでおそろしいイメージがあります。


秋田のなまはげとか、宮古島のバーントゥなんか、すごくこわい。
それが豆で退散するなんて、豆のパワーはすごすぎる(笑)。
うちもいっちょまいとこう。
現在の鬼のイメージは平安時代ころ形成されてきたもののようです。
さらに古い姿では笠をかぶって蓑を着ていたりするのですが、なまはげなんてその系譜でしょうか。
人をとって食べたり、大江山に巣くっていたりと、恐怖の対象であったものが、江戸時代あたりになるとユーモラスな存在になっていきます。
『桃太郎』や『一寸法師』の中では簡単に退治されちゃうし。
今の子供たちも幽霊はおるかもしれんけど、鬼なんておらん! っていいそう(笑)。鬼、影うすい。
豆まくのがかわいそうになってきた(笑)。
さて東北などでは落花生をまくそうです。
先日、収穫しておいた落花生をストーブで炒って食べました。
まあちびちゃんの食べるの早いこと(笑)。
昨年は豆腐を作ったりおからクッキーを作ったりしましたが、今年は味噌作りに挑戦してみようと考えています。
(五日市教室A)