あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
こないだ松江のフォーゲルパークへ行ってきました。
あそこはフクシアやベゴニアがいつも満開で、花が好きな人にはこたえられない場所です。
フクシアも結構園芸店に出回るようになりましたけど、見ていて楽しい花ですよね。
形も色もかわいらしい。
ベゴニアは花より葉の方が気になる。
普通植物の葉は形は左右対称なのですが、ベゴニアの葉は左右非対称で、これが大きな特徴になっています。ハート型や細長い葉、円形の葉、裂葉からヨモギのような葉といろいろあるのもベゴニアの特徴なのですが、そのすべてが非対称。花言葉は、「片思い」。
気になるというのは好ましく思えてしまうという意味です。
シンメトリの美しさを否定するものではありません。
左右対称の方がバランスがとれているのは間違いないのでしょうが、非対称でありながらバランスがとれている、というものに「工夫」とか「微妙な加減」というものを感じてしまうのです。
建築物とか、デザインとか。
ベゴニアも、何か葉を非対称にする(あるいは、せざるを得ない)理由があったのだろうなあ。
飛行機は基本的に左右対称ですね。
ブローム・ウント・フォス BV141は左右非対称の飛行機です。
操縦席の全方位視界を得るために、胴体からコックピットを切り離して独立させ、胴体から離して主翼にとりつけたために、左右非対称に。
バランスをとるために左右の主翼の面積も変え、水平尾翼も非対称。
もちろん空力学的にはしっかり飛ぶのですが…なんか、イヤ。
見てるぶんには面白いですけどね。
さてベゴニアの葉っぱですが、葉を非対称にもっていった必然性が何かあったのだろう、なんだろう…と考えてもわからない。
結局、見た目が楽しいからいいや、という陳腐な感想に落ち着きました。
で、今回はお土産にストレプトカーパスを買ってきました。白花で、次々と咲いてくれる予定(笑)。
ちびちゃんは落花した花を拾い集めて袋に入れ、大事そうに握ってました。
さすがに帰ってきたときはしおれてましたけど、風呂に入れて楽しみました。
彼女にも楽しい経験になったようです。
(五日市教室A)