気になるニュース416回「新元号名の由来」

【問】

4月1日に新元号が「令和」と発表されましたが、その由来となった部分の記載がある書物の名前を答えなさい。

【答】

万葉集

万葉集は奈良時代に作られた、現在残っている最も古い歌集で、天皇や貴族から下級の役人・防人など様々な身分の人が作った歌4500首以上が掲載されています。
塾の歴史の授業では、奈良時代に山上憶良が作った「貧窮問答歌」を習いましたが、これが収められているのが万葉集です。

さて、今年は元号にまつわる話題が中学入試でも問われそうですが、実は歴史の学習の中では、意外に多くの元号が出てきています。
例えば、日本で初めての元号は、大化の改新の大化ですし、大宝律令、天平文化、承久の乱、応仁の乱など、法律や文化、争乱の名前にも使われています。

興味のある人は、社会の5年(下)のテキストの巻末にある歴史年表で、元号名のついたものを探してみてください。

(皆実教室T)