ダイコンを食べ始めました。
画像をみてわかる通り、上の部分が緑色ですね。
これはダイコンの根と言われている部分の上半分は実は根ではなく、胚軸(茎になる部分です)だからです。
地上に出ていると緑色になることも、それを証明しています。
ジャガイモが地上に出ていると、その部分だけ緑色になっているのもやはり茎だからだ、とわかります。
さらにいうと、ダイコンの白い太い根からはひょろひょろと側根が出ていますが、緑色のところにはないはずです。
ダイコンはアブラナ科。花びらが4枚、おしべが6本。
双子葉植物の基本は花びらが5枚、おしべが5本ですから、花びらが4枚というのはちょっと変わっています。
ジャガイモは地下茎。イモだけど、根ではない。
そういった身の回りのものをよく観察することが理科の基本ゆえ、教科書にも掲載され、入試でもとりあげられるということなのでしょう。
さらに掘り下げていくと、もっとなるほど! ということも出てきます。
まず自然をよく観察することこそ、理科の基本です。
(五日市教室A)