秋の七草を身近において。
玄関にナデシコがちょこんとあります。
可憐な花です。花弁の端の切れ込みがおしゃれですよね。
枕草子にも顔を出します。草の花は、なでしこ。
園芸のさかんだった江戸時代にはさまざまな変わり種が創出
されました。
特に花弁が長くなり細い糸のようになって垂下する伊勢ナデシコは特に珍重され、献上品ともなったとか。
あまりにも花弁が長いために蕾の中でからまってうまく開かないこともあったらしく、それをうまく蕾の中から引き出す技術も競われたそうです(笑)。うーん。必要ありて技術生ず。
今年の夏、吉野ヶ里にいったとき、変わり朝顔展をやっていましたが、似た風情あるなあ。
凝りだすときりがないのでしょうね(笑)。
実はうちのちびちゃんが世話をするから買って、と言ったので我が家にきたものです。
撫子の語源は「撫でて、かわいがり、いつくしむ子」とも。
ちょっとほんわかした気分になりました。
草花などに注ぐ目を子供にも持ちたいなあ、と思った次第です。
(五日市教室A)
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