桔梗咲きの変化朝顔を見ていて、ずいぶん色が変わるんだなあとあらためて思いました。
朝方は結構青みがかった濃いピンクなのですが、昼過ぎには明るいピンクに。
アサガオの色素は、アントシアニンです。
pHの変化で色が変わりやすく、酸性では赤、中性で紫、アルカリ性で青になるのですが、とすると朝方と昼過ぎで花びらの水分のpHが違うということですね。
たしかに、青っぽい色がぬけてピンクになっているように見えます。
アジサイの花の色変化もよく知られています。
土が酸性だとアルミニウムがイオンになって土中にとけ出すため、これが根から吸収されてアジサイにアントシアニンと結合して青になるのだそうです。
わずかな差で変わるものですね。
ちなみに、紅葉もアントシアニンに関係しています。
生物っていいながら、化学になってたりするのが理科の面白いところですね。
(五日市教室A)