受身
自発
尊敬
可能
これは、助動詞「れる・られる」の4つの意味だね。
たとえば、「先生が話される」（尊敬）、「先生に怒られた」（受身）など。

ところで、よくある間違いが、本来は「られる」を使わなければならないのに、「れる」を接続してしまうこと。
「見れる」「出れる」など、いわゆる「ら抜き言葉」といわれているものがそれだ。
本来の言い方は、「見られる」「出られる」。
これは入試ではしばしば出題されるから、よく覚えておこう。
一方で、まだ正式には認められていないけれども、「見れる」「出れる」といった「ら抜き言葉」も、「可能」の意味に限っては、一般的に用いられる言葉になりつつあるのではないかという意見もある。
言葉は変化するものだから、これからそういう動きもあるかもしれないね。
（己斐教室S）