それでもIwill be…(51)

7027122.jpg「覚えておこう。時計がつくる角度」
6年生は後期の授業に入って、入試問題の演習に取り組むことが多くなりました。
これまで学習してきた解き方を頭の中から取り出す作業にみんな苦労してるんじゃないかな。


今日は公式の復習シリーズとして、時計がつくる角度の公式を取り上げます。
【問題】
2時40分のとき、時計の長針と短針が作る角度のうち、小さいほうの角度を求めなさい。
【解き方】
入試でもしばしば出題される時計のつくる角度の問題は、長針と短針が1分間に動く角度をきちんと覚えておくことが大切です。
長針は1分間に6度、短針は1分間に0.5度、同じ方向(時計回り)に進みますから、長針が短針より5.5度多く進むことになります。
2時のとき、長針と短針の作る角度は
30×2=60(度)で、
そこから40分経つと
5.5×40=220(度)長針が短針より多く進みます。
220-60=160(度)となり、答えが求められます。
上のことを公式にすると
○時△分のときの長針と短針のつくる角度は
30×○と5.5×△の計算をして、大きいほうの答えから小さいほうの答えを引くだけで求めることができるのです。
もちろん、計算の結果が180よりも大きくなったら、360から引くのを忘れないようにね。
公式をきちんと覚えておけば容易に解答できる問題が、算数には数多くありますが、やらないと忘れてしまいますよね。
勉強の隙間の5分間を利用して、毎日1問ずつ確認しておくといいと思います。
すっかり秋になりましたが、体調に気をつけて頑張りましょう。
(五日市教室S)