今日は秋分の日

596-susuki.jpg本日は秋分の日。
秋雨や彼岸花と秋を感じさせるものが
増えてきています。


秋分の日は,ちょうど彼岸の真ん中の日です。
彼岸とは,もともと仏教の行事で,太陽が真西に沈む春分と秋分の日を西方浄土に思いをはせたのが始まりとされています。日本ではいつのまにか先祖を祀(まつ)る行事になってしまっていますが,最近ではこの彼岸も少しずつ忘れられているような気がします。
さて,秋分の日では,太陽が真東から出て真西に沈むため,昼の長さがほぼ12時間です。ほぼ12時間といったのは…正確には12時間ではないからです。ちなみに今日の広島の日の出は5時58分,日の入りは18時7分です。ですから,広島の昼の長さは12時間9分となります。ではなぜ12時間ではないのでしょうか?
簡単に言えば,日本で決められている日の出と日の入りの定義にあります。日本では日の出は下の図のように太陽が見え始めたときをさし,反対に日の入りでは太陽が完全に沈んだときをさします。
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ちょうど12時間にするためには,下の図のように太陽の真ん中が地平線(または水平線)を通った時を日の出に,日の入りは太陽の真ん中が地平線を通ったときにしなければなりません。ですから,昼の長さが若干長めになってしまうのです。
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