畑のありんこ(106)

090907.JPG「うりずん」という言葉がある。
沖縄で旧暦2・3月頃をさす言葉です。
初夏のちょうど風がさわやかに薫るころ。
沖縄では四角豆を「うりずん」と呼ぶ。
断面はまさに四角(笑)。


四角豆は沖縄の夏の野菜不足を解消するために開発された作物です。
このとき開発された品種は、初夏の美しい薄緑色から「うりずん」と名づけられたそうです。
まあしかし見た目は怪獣の卵だな(笑)。
害虫もつきにくく、若莢、花、塊根も食用になる。
とりあえず天ぷらで食べてみたが、食感は山菜っぽいです。
ひだの部分に苦味があるということでしたが、天ぷらだと気になりませんでした。
ちなみに沖縄の安里に「うりずん」という店があります。
チャンスがあったら行ってみてください。
おすすめは「どぅる天」。
泡盛を片手にどうぞ(笑)。
(五日市教室A)