詩や短歌、俳句ってとっつきにくいよね。
俳句なんて、たった17音(17文字じゃないよ 笑)しかないから、言いたいことがわかんない。
そんな声をよく聞くし、ぼくも昔はそう思ってた。
でも、言葉が少ないということは、それだけ想像の幅が広がるということでもある。
作者が言いたかったことって、きっとこんなことだったんじゃないかなあ。
そんなことを考える楽しみは、やはり韻文独自のものだと思う。
ちょうど、推理小説みたいな感じかな。
もちろん、言葉のリズム感も韻文の楽しみのひとつ。
ぼくは、どちらかというと自由詩よりも定型詩が好きなのだけど、それは多分こうしたリズム感をより明確に感じ取れるからではないか、と思っている。
この夏、みなさんも、韻文の世界に遊んでみませんか。
(己斐教室S)